大会終了後に更新【ワールドカップ グループB 展望・結果】スペインとポルトガルの2強 直接対決次第では荒れることも

2018年ロシアワールドカップのグループBをプレビュー。

2016年にロナウド擁するポルトガルが欧州王者になり、FIFAランキングでは4位と十分に優勝候補と言えるでしょう。さらに2010年のワールドカップの王者スペインが加わる。

  1. ポルトガル FIFAランク4位
  2. スペイン FIFAランク10位
  3. イラン FIFAランク37位
  4. モロッコ FIFAランク41位

構図としては明らかな「2強2弱」にはなるものの波乱を生む可能性は十分にある。

モロッコとイランはそれぞれ個人技に秀でたプレイヤーがいるためそれぞれのキープレイヤーがどれくらい活躍できるかで展望が変わる可能性がある。

また、注目のポルトガルとスペインの試合は15日と大会2日目と初戦で戦うことになっているので、ここで敗戦しリズムを崩してしまい残りの2戦を負けられないプレッシャーとも戦うとなるとイランとモロッコにも十分にチャンスがあるのではないだろうか。

グループBの展望

予選からポルトガルVSスペインがみれるという観戦者からしたらとてもうれしいグループの組み合わせとなっている。

さらにモロッコとイランも決して弱いチームではないことからポルトガルとスペインも決して侮れない。

各国の初戦が全体の展望を大きく分けることになるだろう。ポルトガルVSスペインの敗者とイランvsモロッコの勝者同士の対決が2位を決める試合となるだろう。

ポルトガルとスペインの隣国対決が勝ち点を分け合わずに、勝者と敗者が決まった場合は敗者国は例え予選を突破をしたとしても決勝トーナメントの初戦がウルグアイになるので相当厳しい大会が続くことになるだろう。

イランとモロッコは初戦の試合で勝った国は条件次第でイタリアとポルトガルのどちらかで勝ち点1を奪えば予選を突破できる可能性が出てくる。両国のキープレイヤーは個人技を頼りに攻めるとおもうので、ワールドカップのような大舞台では一波乱が起きても不思議ではない。

個人的なグループ予選の順位予想は

  1. スペイン
  2. ポルトガル
  3. モロッコ
  4. イラン

それでは各国の戦力を見ていく。

欧州王者に続き世界王者となれるか ポルトガル

 

日程
  • 1戦目6/15 VSスペイン 日本時間27:00~
  • 2戦目6/20 VSモロッコ 21:00
  • 3戦目6/25 VSイラン 27:00

クリスティアーノ・ロナウドを筆頭に欧州王者となった栄光のメンバーに加えて近年台頭してきた若手のメンバーも戦力として名を連ねている。

チーム戦術の軸となるのはアンカーのウィリアム・カルバーニョ。彼が守備を安定させ司令塔のモウチーニョから良質なパスが供給される。

チームとしての成熟度は非常に高く、すでに完成されていると言っていいだろう。唯一の懸念材料となるのはCBのスピード不足だが、戦術的には全体でカバーすることが徹底されている。

これはスペインも同様だが、初戦の強豪国同士の戦いはその後の戦いを狂わせる可能性が十分にあるので硬い試合内容で調整することになるだろう。

戦力評価
攻撃
(5.0)
守備
(4.0)
選手層
(4.0)
経験
(5.0)
監督
(4.0)
総合評価
(4.0)

力を取り戻した無敵艦隊は王座奪還を目指す スペイン

 

日程
  • 1戦目6/15 VSポルトガル 日本時間27:00~
  • 2戦目6/20 VSイラン 27:00
  • 3戦目6/25 VSモロッコ 27:00

直近10試合を無敗でワールドカップに臨む同国は親善試合とは言えアルゼンチンやイングランドといった強豪国を次々と撃破してきた。

中盤より下は圧巻の布陣といってよく、スペイン=ポゼッションというイメージを保ちつつ強固な守備をおこなう。

気になるのは予想されるFWのファーストチョイスがジエゴ・コスタとパスサッカーには少々肌の合わない選手といったところか。戦術的な相性を優先した場合はイアゴ・アスパスが先発に名を連ねる可能性が高い。

ワールドカップ終了後にJリーグのヴィッセル神戸に加入することが決まっているイニエスタをはじめ、スペインの黄金世代(2013年のU21欧州選手権優勝世代)が年齢的に最後のワールドカップとなることから8年前の王座奪還への野望は強い。

前回大会もそうだが、同国は予選で苦戦する傾向にあるので所詮のポルトガルに負けリズムを崩すようなことがあるっと足元をすくわれる可能性もあるかもしれない。

戦力評価
攻撃
(4.0)
守備
(5.0)
選手層
(5.0)
経験
(4.0)
監督
(5.0)
総合評価
(5.0)

アジアの”盟主”が欧州の2強に挑む イラン

 

日程
  • 1戦目6/15 VSモロッコ 日本時間24:00~
  • 2戦目6/20 VSスペイン 27:00
  • 3戦目6/25 VSポルトガル 27:00

アジアの中で最も個人の能力が高いのはイランで間違いないだろう。ワールドカップ予選で魅せたパスワークは完成度が高い。ただ、スペインとポルトガルが相手となると正直運が悪かったと言える。

指揮官が8年前のポルトガル代表を率いベスト16への進出へと導いたカルロス・ケイロスで対ポルトガルへの研究は優位に立てるだろう。ただそれよりも同じパスサッカーでより個人技でまさるスペインとの相性の悪さを考えると厳しい予選となるだろう。

欧州の2カ国が初戦で疲弊し、思うようなサッカーができなければ勝利をおさめる可能性は十分にありえる力を持っている。

8年間という長期政権の成果をこの大会ではぜひ見せつけたいところだ。

戦力評価
攻撃
(2.0)
守備
(3.0)
選手層
(3.0)
経験
(3.0)
監督
(4.0)
総合評価
(3.0)

20年ぶりの出場のモロッコ

 

日程
  • 1戦目6/15 VSイラン 日本時間24:00~
  • 2戦目6/20 VSポルトガル 21:00
  • 3戦目6/25 VSスペイン 27:00

欧州クラブに在籍する選手が多数在籍し戦術の理解度が高い同国は、いままで攻撃偏重だった戦術をエルベ・ルナール監督が就任するとアフリカ予選をわずか1失点で突破するという堅個な守備陣を築き上げた。

中盤はテクニシャン気質の選手が多くワンチャンスをものに出来るだけの能力を備える。

初戦のイラン戦での勝敗が予選を突破できるかどうかを決めてしまうので、イランのパスサッカーに惑わされず堅守を貫き速攻での得点を決めたい。

戦力評価
攻撃
(3.0)
守備
(3.0)
選手層
(3.0)
経験
(2.0)
監督
(4.0)
総合評価
(3.0)

欧州の2強の戦い方に注目

このグループは2位で予選突破をするとグループAのウルグアイと対戦する公算が高いのでスペインとポルトガルは1位抜けを目指すことになるだろう。

そうなると初戦から4カ国ともに激しい戦いになることが予想され選手の消耗が激しくなることが予想される。こうなってくるとたとえ選手層が厚い欧州の2強が相手とは言え予選突破のために必死になるイランとモロッコが予想以上の戦いを見せる可能性が十分にありえる。

2強がいかに選手を温存しつつ格下の2カ国を倒すのかがグループBの焦点となりそうだ。

※大会終了後に記事の更新を行いました。以下からは結果を中心に記事を執筆しております。

グループ予選を終えて

試合結果

6/16 モロッコVSイラン (0−1)

6/16 ポルトガルVSスペイン (3−3)

6/20 ポルトガルVSモロッコ(1-0)

6/21 イランVSスペイン (0-1)

6/26 イランVSポルトガル (1−1)

6/26 スペインVSモロッコ(2−2)

最終順位は

  1. スペイン
  2. ポルトガル
  3. イラン
  4. モロッコ

グループAに続いて結果だけみると2強がしっかりと予想通り突破を決めた。

ただ、試合内容をみるとなかなかの綱渡り状態だった。特にポルトガルに至っては2戦目3戦目ともに負けていてもおかしくない出来だった。最終戦のイラン戦はロナウドのPK失敗、イランのPK成功のあたりで完全にイランムードになっていたので薄氷の上の勝利と言えた。

ただ、事前予想のときにも触れたが、スペインとポルトガルは初戦でお互いが消耗しており、その後の2試合に影響がなかったといえば嘘になるだろう。そのくらいレベルの高い試合だった。

この試合はロナウドが残した歴史的な試合といっていいだろう。

怪物ロナウドがとにかくすごすぎた。

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