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【ワールドカップ グループE 展望】ブラジルは4年前の雪辱を晴らすために盤石の戦いができるか

王国ブラジルの今大会の準備は万全といえるだろう。各ポジションで適切な配置適切な競争が行われ本大会の出場メンバーも早い段階でほぼ確定していたと見える。

王国に挑むのは欧州予選を安定した強さで戦ったスイス。実力は本物でブラジルとの初戦に勝利することも大いにあり得る。コスタリカとセルビアも一筋縄ではいかないチームで前回大会ベスト8に進んだチームをベースにブラジルとスイスに挑む。

4番手につけるセルビアはアイスランドやウェールズといった欧州選手権で結果をだした国と同組だった欧州予選を1位で勝ち抜いた。FIFAランクでは決して高くないものの2位に滑り込むチャンスはありそうだ。

  1. ブラジル FIFAランク2位
  2. スイス FIFAランク6位
  3. コスタリカ FIFAランク23位
  4. セルビア FIFAランク34位

グループ予選で王国の実力を披露し、前回大会の雪辱を晴らすため好調なスタートを切りたい。スイスが一歩リードしている2位争いにコスタリカとセルビアがどこまであらがえるか。

グループEの展望

やはりこのグループの見どころは王国ブラジルだろう。南米予選を早々に突破した同国はグループ予選は必達のノルマだろう。目指すところはもっと先のところにあるので足踏みをしたくないところ。日程的には少々不利な面はあるかもしれないが、初戦のスイスを叩けばグループ予選は決まりだろう。1位抜けをしそのあとのトーナメントも有利に進めていきたい。

ブラジルに続くのFIFAランキング6位のスイスだろう。FIFAランク通りの実力を備えているので他国を寄せ付けないたたきを披露するだろう。いろいろな雑誌を読み込むと3つ巴になると予想するところが多いがそうならない可能性が高い。

確かに初戦がブラジルなので緊迫した連戦となるがコスタリカもセルビアも経験値や戦術面で優位に立つことも難しく、守備からのカウンターの迫力にはいまいちかけるので2位に食い込むほどの戦力はないと見える。

チームコンセプトが明確ではないセルビアはさておき、コスタリカはカウンター主体に切り替えた戦術をとるのであれば守護神ナバスを中心としたサッカーで2位に入り込む余地はあるかもしれない。

個人的な順位予想は

  1. ブラジル
  2. スイス
  3. コスタリカ
  4. セルビア

らしさを取り戻したブラジル 向上した守備力で他国を圧倒する

日程
  • 1戦目6/17 VSスイス 日本時間27:00~
  • 2戦目6/22 VSコスタリカ 21:00〜
  • 3戦目6/27 VSナイジェリア 27:00〜

戦力評価は大会随一。決勝に進めるだけの力を持ち合わしており優勝候補なのは間違いない。

前任監督による守備的なサッカーからモデルチェンジ。リズミカルで破壊力抜群の攻撃力が復活。世界ナンバーワンのドリブラーネイマールはこの4年間で個人戦術に磨きがかかり大会次第でバロンドールを獲得できる位置まで来た。

2014年大会の準決勝での悪夢の敗戦から守備には欧州仕込みの高い守備力を手に入れた。安定した守備力から攻撃の時間が長くなり好循環が生まれるだろう。

守備と攻撃の切り替えも早く全員が守備にもまわることができるようになった同国の組織力の評価は高い。

就任後瞬く間にセレソンを再建させたチッチ監督の下で史上最多の6度目の優勝を目指す。

戦力評価
攻撃
(5.0)
守備
(4.5)
選手層
(5.0)
経験
(5.0)
監督
(5.0)
総合評価
(5.0)

全体のバランスが高く上位進出を狙う スイス

日程
  • 1戦目6/17 VSブラジル 日本時間27:00~
  • 2戦目6/22 VSセルビア 27:00〜
  • 3戦目6/27 VSコスタリカ 27:00〜

バランスの取れた陣容で本大会に挑むスイスはFIFAランキング6位とベスト4を狙う大会になるだろう。

ワールドクラスのアタッカー、ゴールゲッターはいないものの多くの選手がゴールを決めるだけのチームとしてのフィニッシュ力が高い。

ボールポゼッションを主体とした攻撃で、中盤を支配する力がある。だが一方で個人で局面を出来る選手がいないので手詰まりになったときの対応の仕方で試合様相が変わるだろう。

欧州予選の12試合中8試合を無失点で勝ち抜いた伝統の守備力を武器に過去最高の成績を目指す。

戦力評価
攻撃
(3.5)
守備
(4.0)
選手層
(3.0)
経験
(3.0)
監督
(3.0)
総合評価
(3.5)

随所に逸材がいるセルビアは2位通過できるチャンスはある

日程
  • 1戦目6/17 VSコスタリカ 日本時間21:00~
  • 2戦目6/22 VSスイス 27:00〜
  • 3戦目6/27 VSブラジル 27:00〜

予選通過後に監督と協会が衝突。監督が解任され、コーチが暫定監督となった。親善試合で結果を残し正式に監督となったが、監督経験がなくいきなり本体の指揮をとることとなり不安がある。

さらには監督交代騒動前後から選手が入れ替わり攻撃と守備のコンセプトがはっきりしないまま大会に突入するようであれば間違いなく予選敗退となるだろう。

ただ、中盤のアンカー(ボランチ)を務めるマティッチの戦術眼は鋭く、ゲームをコントロールするレジスタタイプの選手だ。この選手が攻守の両方で安定をもたらし相手の攻撃をかわしつつ、攻めることができれば2位通過のチャンスはある。

戦力評価
攻撃
(4.0)
守備
(3.0)
選手層
(3.0)
経験
(3.0)
監督
(2.0)
総合評価
(3.0)

4年前の再現をおこすのは難しいか コスタリカ

日程
  • 1戦目6/17 VSセルビア 日本時間21:00~
  • 2戦目6/22 VSブラジル 22:00〜
  • 3戦目6/27 VSスイス 27:00〜

前回大会の成功体験(ベスト8)をベースに5-2-3の守備型布陣で今大会も挑む。

この4年間で大きな選手の入れ替わりもなく上澄みは出来なかったといえるだろう。ただ、プレーすることは予選をとおして一貫してカウンターだ。北中米・カリブ海予選を2位で通過したとはいえアメリカが自滅した印象はぬぐえない。

実際に欧州遠征の際にはスペイン、ハンガリー、スコットランド、チュニジアと対戦した際は4試合で1得点しかできず、7失点と守備も安定しなかった。

グループ予選の突破のためにはセルビアに勝たないといけないが、負けるようでは全敗で大会を後にするかもしれない。

戦力評価
攻撃
(2.0)
守備
(4.0)
選手層
(3.0)
経験
(2.0)
監督
(2.0)
総合評価
(3.0)

王国に立ち向かう国々を見逃すな。

このグループのブラジルの予選突破は間違いないだろう。

私たち観戦者はブラジルと対戦する国々にもしっかりと注目して観戦しよう。とくにスイスはあまりなじみがないが紛れもない強豪国なので白熱した試合を見れる可能性が高い。

ネイマールやコウチーニョがいるブラジルの攻撃陣からうまれるスパープレーを見逃すな!

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