韓国にW杯予選で勝った中国はアジアの強豪国になるのか

アジアの大国である中国は団体競技では今ひとつ世界に名を馳せることが出来ていません。

ですが、サッカー界ではそれを変えようと国家プロジェクトとしてサッカーの発展に尽力しています。

今回はその中国の近い未来について書いていこうと思います。

W杯予選で韓国に勝ったのはまぐれではない

まずはこの動画でその韓国が中国に勝った試合のハイライトが見れます。

たった2分の動画ですが、中国代表のサッカーはとても良い出来だったんだろうと想像できます。

真っ赤に染まったスタジアムにボールを持ち攻めると大歓声が上がります。選手は攻める気持ちがより強くなりますよね。

ちなみに中国と韓国は通算で30試合を国際Aマッチーに行いましたがこの試合を含めて対戦成績2勝10分け18敗だそうです。

勝ったのは2010年以来と約7年ぶりの出来事でした。

動画を見て思ったのはサポーターの歓声です。

攻撃のチャンスが訪れると大きな声援が送られます。チャントで応援するのも良いですが、声援はとても大きな力になります。

私はこのスタイルのまま中国の方々には応援してもらいたいですね。

ではこの試合はまぐれで勝てたのか。いえ、決してそうではありません。

まぐれではありませんが韓国代表のパフォーマンスの低さが目立ちます。

低調なパフォーマンスが続いていた韓国にセットプレーというワンチャンスをしっかりものにした印象です。

得点シーンのセットプレーはとても簡単なサインプレーだと思われます。予め計画されていたと推測できますね。

今後中国は強くなっていくのか

いま、サッカー界ではチャイナマネーが欧州市場を騒がしています。

法外な値段で選手を獲得するものです。

キャリアの全盛期を中国で過ごすという有名なプレイヤーも現れました。

日本にも全盛期ではないものの有名なプレイヤーがJリーグでプレーした時期がありました。創世記ですね。

この時代の影響が大きかったと多くの人が言います。

日本のように良い影響を与えてもらえるか

現在の中国スーパーリーグのクラブはアジア全体のクラブの中でも強豪チームといっていいでしょう。

ですが、それは数名(3名)の引き抜いたプレイヤーを支えるチームなのです。仕方ないのかもしれませんが、これでは中国人選手が育ちません。

クラブの重要な役割をこなせるようになって初めて世界、アジアで戦えるというのに、いわばノープレッシャーでは到底戦えません。

これはまるでプレミアリーグを持つイングランドのようです。

外国人プレイヤーに頼ったサッカーではいつまでたっても自国籍の選手は育たないと思います。

私はお金でクラブを強くすることが出来ても代表は強くならないと考えています。

中国代表がワールドカップに出るのは早くて3大会先くらいでしょう。(ちょうど出場可能国数も増えますし)

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