2017年J1リーグの順位予想とその根拠(展望)

どうもcourage(Twitter:@courage__me)です。25周年を迎えたJリーグはDAZNによる放映の変革の年となってます。選手の大型移籍も例年よりも多かったように思います。

そんな変革の年であるJリーグの順位予想と全体の展望を根拠を述べながら紹介したいと思います。

順位予想

それでは早速順位予想です。
1.鹿島
2.浦和
3.神戸
4.G大阪

5.FC東京
6.川崎
7.横浜
8.鳥栖
9.広島
10.柏
11.磐田
12.C大阪

13.大宮
14.仙台
15.新潟
16.甲府
17.清水
18.札幌

順位付けの根拠

この章では順位予想の根拠とリーグ全体の展望を予想します。
大きく分けて3つに分けました。まずはACL確保圏内、優勝争い。ここで重視したのは補強の評価。

優勝争い

今シーズン新監督を迎えたチームは少ないために前シーズンからの継続性がリーグに全体に影響を及ぼすと考えています。

優勝予想は鹿島。無難な予想になってしまいまいしたが、補強ポイントは的確で昨シーズン後半に勢いを失速した層の厚みを十分カバーしたと思います。何よりも補強した二人の外国人は安定した活躍が期待でき中盤の安定感は一層上がったと思います。

今年の浦和は落ち着いた補強となりました。1stチョイスはほぼ去年と変わらないかと思いますが、クラブとしてACLの制覇も狙っているように思われます。それにより多少の勝ち点の取りこぼしが考えられ優勝まで手が届かないかと思います。

3位につけると予想したのは神戸。昨シーズン後半戦2位のチーム力をベースに補強を成功。ボランチに橋本和、高橋秀人を加えただけでなくFWに田中順也が加入。ACLに参戦しないのもプラスポイントで毎試合をベストメンバーで挑めるの他のクラブよりも優位な点といえるでしょう。
加えて後半からは元ドイツ代表ポドルスキが加入し観客動員増も見込めるのはホームでの戦いを有利にさせると思います。

G大阪は遠藤をトップ下に起用した新システムを導入し攻撃を更に強化する方針ですが、役割が変わるボランチがどういう働きになるかがまだ試行錯誤中といったところ。

中位グループ

ここの順位付けは非常に悩みました。ACL出場権を取れる可能性がある中上位グループは直接対決の成績次第で順位が変わるかと思います。中下位グループは上位に組み込めるほどの戦力はないですが、クラブの目標とする位置に入り込みたいところです。

大久保を獲得したFC東京は新監督を迎え完全に新しいサッカーとなります。試合をコントロールしながら勝ち点を積み上げることが出来るのかが課題となりそうです。一方で川崎は攻撃の軸であった中村憲剛のポジションがサイドになる新戦術が功を奏するかは疑問符がつき、今オフの目玉である家長がどこまでチームにフィットできるかが上位進出の鍵となると思います。

意見が割れるだろう横浜の順位ですが、冷静に分析すると昨年よりもより攻撃的になり若返りも成功しました。脱中村俊輔は昨年から行えてきていたので、いままでの強みであったセットプレーを補い、新外国人が前評判通りの活躍をすれば面白い存在になるかと思います。ですが、今オフのフロントの不手際をかき消す事ができず、若いチームにありがちな連敗を重ねてしまうようであれば、順位を落とすことも考えられます。

その対象的に中村俊輔に依存する戦術になりそうな磐田は目標である1桁順位には届かない可能性が高いと考えます。もちろん加入によって攻撃のバリエーションは増えますが、課題である守備がどのようなレベルで年間を通して維持することが出来るかに不安が残ります。守備が安定していた横浜とは勝手が違うので依存することによる代償も出てくるかと思います。

鳥栖と広島の補強は成功とは言えるもののそれだけでは上位に食い込むことは今のJリーグでは難しいと思います。

C大阪の評価も別れるところかと思います。私個人としてはいい評価をしています。ジンクスなどもありますが、清武、山口、柿谷とネームバリューは申し分ありません。綺麗さを求めすぎずに泥臭くも勝ち点を積み上げることが出来るかがポイントとなると思います。

下位グループ

降格争いになるであろう下位グループはJ1で戦うには戦力が不十分です。久し振りの昇格を果たした札幌は残念ですが降格の第一候補です。FW陣がトップカテゴリーで十分に戦えるかは疑問です。ベテランの小野、稲本、新加入の兵藤がどこまでチームを支えることが出来れば長く降格争いできるのではないでしょうか。

続いて清水ですが、2年前のシーズンから戦力がアップしてるとは言い難く、エース大前が開幕直前に抜けたのは大きな痛手です。鄭大世の得点能力に大きな期待が寄せられます。

そして今年こそ新潟が危ういと思います。オフはとても苦戦し、めぼしい主力選手を獲得することができませんでした。となると、昨シーズンのベースを踏襲するわけですがこれでは苦戦が強いられそうです。

毎年なんとかJ1に踏みとどまっていた甲府は新監督を迎え、攻撃的スタイルへと変更するそうです。可変型3-5-2のシステムで挑みこれが守備の崩壊につながらないことを祈るばかりです。加えて、毎年の徹底した守備型のスタイルは観客動員の低下を導き、ホームでなかなか勝てないひとつの要因になるかとおもいます。

シーズン展望

今年の優勝争いは例年になく激しくなると思います。というのも優勝賞金が大幅に上がったことで優勝すれば大補強が行えるほどの賞金を取ることができます。

有名選手の加入や移籍によって観客動員は増えるのではないかと思います。1シーズン制に戻ったことで選手のモチベーションを危惧する声が上げられますが、その心配は一切ないと思います。

今シーズンはACLでの日本勢の活躍にも期待です、長く優勝争いができていませんが、協会の資金的サポートは大きくプラスに働くのではないでしょうか。4クラブすべてグループリーグは突破してほしいものです。

逆に注目度、重要度が下がるのが天皇杯とルヴァンカップです。徹底的なターンオーバー制になることが予想され盛り上がりもかけるかと思います。

今年も中位より上は常に緊迫した順位争いになるのではないかと思います。

最後に

今年もワクワクする多くの試合が見れればいいなと思っています。

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