どうもcourage(Twitter:@courage__me)です。
連載目次
年齢制限なし
Jリーグ
日本のサッカー界の頂点に立つのがJリーグですが、そのJリーグにも3つに細かく分けることができます。トップリーグ(1部)J1は全18クラブが毎年所属します。その次にJ2(2部)があり22クラブが毎年所属します。そして2014年に新設されたJ3があります。14クラブが2017現在加盟しており3つのセカンドチームが所属します。このカテゴリーは所属クラブ数を現在拡大中で将来的に東西分割される可能性も含めて毎年1,2クラブが加盟しています。
JFL
選手はアマとプロが混在しますが、その多くはアマチュアです。所属チームの多くはJリーグに加盟するための運営を行っていますが、一部チームはJFLカテゴリーにとどまるクラブもあります。JFLとJリーグ間での入れ替え戦はありません。Jリーグ機構に認可されたクラブが当カテゴリーで一定の成績を残した場合のみ加盟することができます。JFL以下のカテゴリーは入れ替え戦があります。
地域リーグ
全国を9つのブロックに分け年間を通して戦います。各地域の上位クラブがトーナメント戦を行う全国リーグチャンピオンシップが開催されます。そこで決勝まで進んだ2チームが原則JFLへ昇格することとなります。このカテゴリーになると殆どの選手がアマチュアであるために全国チャンピオンシップは週末の3日間で行われる超過密日程で行われます。ここで勝たなければJFLに加盟することはほぼ不可能です。
都道府県リーグ
このカテゴリーは5部、6部に該当します。社会人リーグの最下位カテゴリーになります。同一都道府県内の10数クラブによって開催されています。このカテゴリーの昇格は特例としてJリーグクラブ入りを目指す場合は2階級特進が許されています。
U-23
サッカーでは各世代別に代表が構成されています。これは世界中で区わけられています。その世代別の最上級が23歳下の代表です。この年代の代表の主な大会はオリンピックです。ですが、23歳は各クラブの中心になるべき世代であり世界的に見てオリンピックの注目度は実はとても低いです。問題としてこの世代の試合は代表選手を強制的に招集できるAマッチデーで行われるわけではないので、度々クラブが選手を貸し出すことを拒否することがあります。
U-19、U-17
日本では鬼門の年代になります。というのも、小中学生年代だと欧州各国を含めて互角に勝負できていたのが、ここで負けが先行するようになります。アジアでもなかなか勝てなくなり、この世代のU-20ワールドカップ(2年に1度開催)に出場することすらできないことがしばしばです。ですが、2017年の大会に日本は5大会ぶりに出場します。開催国は韓国です。
小中学生年代
世界的にみてもこの年代の能力は高く世界のトップレベルにいます。小学生ではナショナルトレセン、都道府県選抜(トレセン)と呼ばれる優秀な選手を集めて選手の底上げを図ります。中学生年代では中学校とJリーグクラブの同年代の選手が一同に参加する大会が頂点にあります。
カテゴリーを分ける意味
他の競技でもそうですが、レベル別にカテゴリーを分けます。ただ、サッカーにおいては下部組織、育成年代と呼ばれるアンダーカテゴリーの基盤がしっかりとあります。これは競技人口を爆発的に増やしました。人口を増やすだけではなく、強化するために育成にも力を入れることでJリーグはたまた日本代表のレベルアップが行えるのです。
国際競争力を生むために裾野を広げ、選手を強化するためにあらゆる施策が行われているのです。
まとめ
普段目にすることの殆ど無いJリーグ以下のカテゴリーですが、サッカーの現在と未来を支えています。現在、多くのクラブがJリーグ入りを目指して運営しています。さらなるサッカー界の発展を強く願っています。
次回はJリーグってどういうリーグなの?というような記事になります。Jリーグの魅力がわかるように記載します。
もしこの記事を気にってくださいましたら、SNSでのシェアやフォロー、RSS登録をよろしくお願いします。
※アイキャッチ画像はJFAからの転載です。